エルンスト・マッハ ≫Wikipedia ≫画像
Ernst Waldfried Joseph Wenzel Mach
物理学者 享年78歳・1916年
アンドレ・ジッド ≫Wikipedia ≫画像
Andre-Paul-Guillaume Gide
作家 享年81歳・1951年
尾崎士郎 ≫Wikipedia ≫画像
作家 享年66歳・1964年
岩田専太郎 ≫Wikipedia ≫画像
挿絵画家 享年72歳・1974年
埴谷雄高 ≫Wikipedia ≫画像
作家 享年87歳・1997年
岡本喜八 ≫Wikipedia ≫画像
映画監督 享年81歳・2005年
7 件のコメント:
大いなる座布団回しマッハの忌
喜八忌や馬に飛び乗る愚連隊 猫髭
岡本喜八の映画の俳優は生き生きとしている。それが黒澤明と違うところだ。加山雄三は黒澤映画では大根を出した方がマシだという出来だが、喜八映画に出ると実に軽快洒脱で切れがある。
喜八映画では何と言っても「独立愚連隊」シリーズで、いやかっこいいのなんの。特に佐藤允。日本のリチャード・ウィドマークだね。最高♪
「肉弾」とかは、あまり好きではなかった。やっぱ無国籍娯楽作が一番良かった。
あつはぷふい埴谷雄高忌アンドロメダ 猫髭
わたくしが上京した60年代の終わりごろ、学生たちのカリスマとして最も話題になっていたのは吉本隆明と埴谷雄高のふたりだった。田舎にいたら100%縁が無かったはずで、亀井勝一郎と太宰治なんかを読んでいただろう。「死霊」を読んだ時は御多分に漏れず日本にもドストエフスキーのような作家がいたんだと驚いた。この登場人物、首猛夫だったかが呟くドイツ語のアッハ、プフィという間投詞をみな呟くというかぶれぶりだった。『闇の中の黒い馬』も高かったけど買って来て夜中に瞼を圧してアンドロメダ星雲に思いを馳せた。さすがに晩年は爺いらしいことを言うようになったが、凄い作家だった。政治評論集は全部売り払ったが、この二冊だけは今でも本箱に納まっている。もう読み返すことはないが売るに忍びない時間が詰っている本というのはあるものである。
飄々忌義理がすたれたあとの闇
尾崎士郎の忌日は地元では「人生劇場」の主人公の青成瓢吉にちなんで飄々忌と呼ばれています。私、地元です。
絶対など 絶対にないとマッハの忌
純愛なるが故に背徳ジッドの忌
喜べば八人集う喜八の忌
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