アメリゴ・ヴェスプッチ ≫Wikipedia ≫画像
Amerigo Vespucci
探検家 享年57歳・1512年
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー ≫Wikipedia ≫画像
Jean-Baptiste Camille Corot
画家 享年78歳・1875年
シュテファン・ツヴァイク ≫Wikipedia ≫画像
Stefan Zweig
作家 享年60歳・1942年
富安風生 ≫Wikipedia ≫画像
俳人 享年93歳・1979年
アンディ・ウォーホル ≫Wikipedia ≫画像
Andy Warhol
美術家 享年58歳・1987年
6 件のコメント:
たゞよへるミルクの皮膜ウォーホル忌 猫髭
アメリカやヨーロッパを仕事で回ったりすると、アメリカのボストンといった古い港町でも、その古さはヨーロッパの古さとは異質で、例えばヨーロッパは15,6世紀の名画が居間にかけられても似合う通りや路地や自然に出会うが、アメリカは妙に古い建物もアンティークにはならないキッチュさがあり、例えばレンブラントの絵にミネアポリスで出くわして驚いても、外に出ると、スプーンにサクランボが載った10メートルのオブジェがあったりして、ちぐはぐな感じを受ける。つまり、アメリカにはポップ・アートが似合う。映画、ジャズもそうだ。マンハッタンは殊に。人種の坩堝だからかも知れない。
風生の歳時記楽し風生忌 猫髭
『富安風生編歳時記』の面白さについては、以前「週俳」にも書いたけれども、チャット歳時記と言おうか、小言幸兵衛歳時記と言おうか、とにかく「ふつつかな日本語」を見つけては怒る風生のつぶやきが読みたくて、いつも座右に置いている。今日は「春塵」で笑った。「馬糞埃などと詠んで、しかもその一句の品を失わないと言うことはむずかしい」。そりゃそうだっぺ。
コロー忌の若尾文子似のをんな 猫髭
座五が字足らずだが、コローの「真珠の女」という絵が、当時の若かりし若尾文子似でひそかなお気に入りだった。一体に子どもの頃に気に入っていた絵というのは長ずるに従い興味を無くすものだが(例えばルノワールやシャガール)、わたくしは「モナリザ」よりもこちらの絵の方が比較にならないくらいいい女で美しいと思っていたが、今でもそう思う。
切り取りし花鳥風月 ソシュール忌
アメリカは俺のもんだとアメリゴ忌
歌よりも奇なる人生白蓮忌
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