週刊俳句のスピンオフ。忌日俳句をつくるサイトです。
マンボウの親は赤光茂吉の忌御時世にえむぼたん消え茂吉の忌
気絶する城達也忌の乱気流 猫髭遠い地平線が消えて、深ぶかとした夜のしじまに心を休める時、 はるか雲海のような駄句の上を 音もなく流れ去る大根の葉っぱは、たゆみない俳句の営みを告げています。光と影の境に消えていった はるかな駄句の数々も瞼に浮かんでまいります。猫髭航空があなたにお送りする忌日俳句の定期便 プロペラストリーム 皆様の夜間句会のお供を致しますパイロットは わたくし、冗談也です。夜間句会の短冊の上に点滅する無選のゼロは、 遠ざかるにつれ次第に猫の糞と区別がつかなくなります。お送りしておりますこの駄句が、美しくあなたの悪夢に溶け込んでゆきますように。
最上川逆白波の茂吉の忌 猫髭茂吉は秀歌が多いので一番好きな歌を一つだけ挙げろと言われるとかなり迷うが、『白き山』の「最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも」が茂吉の歌の中では一番好きですね。この「さかしらなみ」に痺れます。
鰻守る人守る弥勒 茂吉の忌
歌は歌現実は現実茂吉の忌
三月を啐啄せんと龍太の忌
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6 件のコメント:
マンボウの親は赤光茂吉の忌
御時世にえむぼたん消え茂吉の忌
気絶する城達也忌の乱気流 猫髭
遠い地平線が消えて、深ぶかとした夜のしじまに心を休める時、 はるか雲海のような駄句の上を 音もなく流れ去る大根の葉っぱは、たゆみない俳句の営みを告げています。光と影の境に消えていった はるかな駄句の数々も瞼に浮かんでまいります。
猫髭航空があなたにお送りする忌日俳句の定期便 プロペラストリーム 皆様の夜間句会のお供を致しますパイロットは わたくし、冗談也です。
夜間句会の短冊の上に点滅する無選のゼロは、 遠ざかるにつれ次第に猫の糞と区別がつかなくなります。
お送りしておりますこの駄句が、美しくあなたの悪夢に溶け込んでゆきますように。
最上川逆白波の茂吉の忌 猫髭
茂吉は秀歌が多いので一番好きな歌を一つだけ挙げろと言われるとかなり迷うが、『白き山』の「最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも」が茂吉の歌の中では一番好きですね。この「さかしらなみ」に痺れます。
鰻守る人守る弥勒 茂吉の忌
歌は歌現実は現実茂吉の忌
三月を啐啄せんと龍太の忌
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