週刊俳句のスピンオフ。忌日俳句をつくるサイトです。
男色のたそがれやすきランボー忌 露結
冬ざるるお城が見えるランボー忌 猫髭出ましたか、ランボーが(お化けだね)。 また見付かった 何が 永遠が 海と溶け合う太陽がですよ。ゴダールの「気狂いピエロ」。バタイユの「エロティシズム」。みなこの詩が最後にどかんとあらわれる。ランボーの訳は、小林秀雄、中原中也、飯島耕一、みな素晴らしい。フランス語で辞書首っ引きで読んでも、彼らの訳で結局読んでいる。それぞれの訳の功罪はあるだろうが(特に小林秀雄訳)、本当に爆弾のような詩人だった。彗星のごとく現われ、惜し気もなく詩を捨て、砂漠の商人となって野垂れ死にするように名も無く死んでゆくのも衝撃的だった。気恥ずかしいけどね、丸谷才一の恋愛小説なんかにランボーが引かれると。
ランボ-忌大股開きに彷徨えり 七
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ランボー忌現代(いま)の青春長すぎる 吟
詩人より歩く商人ランボー忌 あちか
ちとふなに名残す森繁久彌の忌
日本人極め尽して健さん忌
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8 件のコメント:
男色のたそがれやすきランボー忌 露結
冬ざるるお城が見えるランボー忌 猫髭
出ましたか、ランボーが(お化けだね)。
また見付かった
何が
永遠が
海と溶け合う太陽が
ですよ。ゴダールの「気狂いピエロ」。バタイユの「エロティシズム」。みなこの詩が最後にどかんとあらわれる。
ランボーの訳は、小林秀雄、中原中也、飯島耕一、みな素晴らしい。フランス語で辞書首っ引きで読んでも、彼らの訳で結局読んでいる。それぞれの訳の功罪はあるだろうが(特に小林秀雄訳)、本当に爆弾のような詩人だった。彗星のごとく現われ、惜し気もなく詩を捨て、砂漠の商人となって野垂れ死にするように名も無く死んでゆくのも衝撃的だった。
気恥ずかしいけどね、丸谷才一の恋愛小説なんかにランボーが引かれると。
ランボ-忌大股開きに彷徨えり 七
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ランボー忌現代(いま)の青春長すぎる 吟
詩人より歩く商人ランボー忌 あちか
ちとふなに名残す森繁久彌の忌
日本人極め尽して健さん忌
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