マルセル・プルースト ≫Wikipedia ≫画像
Marcel Proust
作家 享年51歳・1922年
徳田秋聲 ≫Wikipedia ≫画像
作家 享年71歳・1943年
ポール・エリュアール ≫Wikipedia ≫画像
Paul Eluard
詩人 享年56歳・1952年
木村荘八 ≫Wikipedia ≫画像
挿絵画家・随筆家 享年65歳・1958年
マン・レイ ≫Wikipedia ≫画像
Man Ray
写真家 享年86歳・1976年
横山白虹 ≫google ≫画像
俳人 84歳・1983年
ジェームズ・コバーン ≫Wikipedia ≫画像
James Coburn
俳優 享年74歳・2002年
6 件のコメント:
なにもかもおもいつくままマン・レイ忌
マドレーヌしか思い浮かばぬプルースト忌
現像液に女浸してマン・レイ忌 露結
エリュアール忌きみの名を呼ぶLibertéと 猫髭
エリュアールの詩で人口に膾炙した詩というと「自由」だろう。大島弓子の漫画「ローズティーセレモニー」に引用されたからだ。少女漫画の「マーガレット」に載ったと記憶する。切り取ってスクラップブックに保存したほど好きだった。「ほうせんか・ぱん」とか、この頃の大島弓子は実に新鮮だった。
エリュアールはランボーを継ぐ詩人と言われたが、「自由」はグウルモンの「シモオン」のように二人称で語りかける調べが美しかった。シュペルヴィエルの自然に呼びかける調べにも似ている。今読めば恋愛詩だが、当時は反ナチスのレジスタンス詩として愛された。
黴が好きお上嫌いで秋聲忌 猫髭
若い頃、痔がひどかったときに動けないのでミステリーばっかり読んでいたが、ミステリーがダンボール箱に三箱ほど溜まると、さすがに飽きてきて、島崎藤村・正宗白鳥・徳田秋聲といった自然主義作家たちばかりを読んでいて、これがじとじとねちねちめそめそと暗くて、しかし妙に面白くて痔を余計悪化させたことがあった。白鳥を除いて、藤村も秋聲も女にだらしなくて、またやってやがるという感じだったが、一年に一度猛烈にカルビクッパが食いたくなるように、秋聲の小説を読みたくなることがある。
失われぬクオリア マルセル・プルースト忌
放蕩の筆先木村荘八忌
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