2010年9月13日月曜日

9月13日

ミシェル・ド・モンテーニュ
思想家 享年59歳・1592年 ≫Wikipedia ≫画像

乃木希典
陸軍大将 享年62歳・1912年 ≫Wikipedia ≫画像

棟方志功
版画家 享年72歳・1975年 ≫Wikipedia ≫画像

十代目金原亭馬生
落語家 享年54歳・1982年 ≫Wikipedia ≫画像

5 件のコメント:

猫髭 さんのコメント...

馬生忌よ酒の呑みたくなる顔よ 猫髭

十代目金原亭馬生はわたくしの最愛の落語家だった。親父の志ん生も好きだったが、馬生の芸の渋さは格別だった。その人に会うと酒が呑みたくなる顔というのは、ああいう顔を言う。谷中に「鳥よし」という馬生の行き付けの店があり、酒で死んだ馬生に鍛えられたのだろう、ここの酒と肴は絶品である。

遥 さんのコメント...

目薬の沁みる棟方志功の忌 遥

ガラス切る音の棟方志功の忌 遥

目立て屋の来たる棟方志功の忌 遥

志功忌の光る牛乳瓶の底 遥

小川 春休 さんのコメント...

顔寄せて文書き急ぐ志功の忌  春休

tenki さんのコメント...

>馬生の芸の渋さは格別

猫髭さん、こんばんは。

私が小学生の頃、江戸落語のビッグネームは、文楽と圓生(志ん生にはちょっと間に合わなかった)。

志ん朝はまだ洋服を着てドラマに出たりしていました(名人の道を突き進む前)。

そんななか、お気に入りは馬生。

残念ながらテレビの中の世界でしたが。

猫髭 さんのコメント...

>そんななか、お気に入りは馬生。

おお、同士よ!♪(笑)。滅多に馬生ファンにはお目にかかれないんで。

しかし、志ん生一家は凄いね。まあ、親父があれだけ存在そのものが落語だと、血は争えねえというわけか。

だってね、志ん生が杭に止まってじっとしてる鴎を見て、子どもらに、あいつ何考えてっかわかるかと聞いて、入水自殺を考えてんだ、って。こういう親を持った子どもがどういう大人になるか、ってえと、馬生か志ん朝になるっきゃない。

わたくしは馬生の高座を見ています。馬生の酒の飲み方を聞いて、コップ酒真似したり。江藤淳も何となく馬生に似ていて好きでした(笑)。

みんな死んじゃったねえ。